アメリカ代表のコパ・アメリカGS敗退にカナダ代表監督も落胆 「彼らは何らかの解決策を見つけなければ」

コパ・アメリカGS敗退に終わったアメリカ代表 photo/Getty Images

アメリカ人監督のマーシュも失望隠せず

2026年のワールドカップはアメリカ、メキシコ、カナダの3国共同開催となっており、この3チームは現在アメリカで行われているコパ・アメリカ2024に参戦している。

ただ、このうち決勝トーナメントに進出したのはグループAのカナダのみ。アメリカとメキシコはグループステージ敗退となり、2026年へ不安の残る結果になってしまった。

特に今回のコパ・アメリカはアメリカで開催されていることもあり、グループで1勝2敗に終わったアメリカへの風当たりは強い。
カナダ代表を指揮するジェシー・マーシュはアメリカ人監督で、かつてはアメリカ代表でアシスタントコーチを務めていたこともある。それだけに、アメリカの敗退にはかなりショックを受けたようだ。

「カナダ代表での仕事だけに集中していると言いたいところだが、もちろんいつものようにアメリカ代表の試合にも注目してきた。皆と同じように悲しいよ。規律の欠如したパフォーマンスに失望している。私は毎日アメリカ代表と一緒にいるわけではないから、内部で何が起こっているのか正確には把握していないが、この大会前に私たちが期待していたような状況にはなっていないね。彼らは何らかの解決策を見つけなければならないよ」(『FOX Soccer』より)。

マーシュ率いるカナダもまだまだ発展途上のチームで、2026年へ向けてやらなければならないことは多い。2026年大会では3カ国の躍進にも期待したいところだが、コパ・アメリカは少々不安の残る結果だ。

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