クロップはアメリカ代表監督として2026W杯を戦うべき? コパ・アメリカ敗退からラブコール増加「救世主のように歓迎されるに違いない」

クロップはリヴァプールを離れたばかりだが…… photo/Getty Images

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元アメリカ代表GKも熱烈ラブコール

自国開催のコパ・アメリカ2024でグループステージ敗退に終わり、指揮官グレッグ・バーホルターへの視線が厳しくなっているアメリカ代表。

アメリカでは2026ワールドカップへ向けて指揮官交代へ動くべきとの声も増えているが、そこで猛烈にプッシュされている新指揮官候補の1人がリヴァプールを離れたばかりのユルゲン・クロップなのだ。

クロップは2015年から今夏まで9年にわたってリヴァプールを指揮してきたが、あまりに忙しい日々にエネルギーを使い果たしたとの理由からリヴァプール指揮官を退任した。
英『Daily Mail』によれば、現在はスペインのマジョルカにあるお気に入りの別荘で過ごしているようで、今はオフを満喫しているようだ。

しかし、アメリカではクロップを求める声が強まっている。エヴァートンなどで活躍した元アメリカ代表GKティム・ハワードは、「スペインの彼の別荘で話し合えば、彼をアメリカへ誘えると思う。100%だ」と妙な自信を口にしている。

同メディアも、クロップにとってアメリカ代表の仕事は悪いものではないとプッシュする。まず1つは財政面だ。現代を代表する名将であるクロップを納得させるだけのサラリーを用意できるクラブは限られているが、アメリカでそんなことは問題にならない。高額なサラリーを用意できる可能性が高い。

また、クラブチームと違って代表チームは活動期間が限られている。プレミアリーグの環境とは大きく異なり、リヴァプール時代ほど忙しく働く必要がない。

「米国サッカーにとってこの重大な局面において、クロップ以上にふさわしい指揮官を思い浮かべるのは難しい。クロップは救世主のように歓迎されるに違いない。その見返りは計り知れないものだ。今のアメリカには『黄金世代』と呼ばれる若い選手が揃っており、クロップのスタイルにも適応しやすいはずだ」

同メディアはこのように主張しており、確かに北中米開催のワールドカップでクロップが指揮するアメリカ代表を見てみたいと考える者は多いはず。アメリカ代表はこの歴史的なイベントに大物指揮官を用意して臨むべきで、コパ・アメリカでの失敗から新指揮官探しの話題は加速している。

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