鹿島が誇るエース鈴木優磨は “ゴール”だけじゃない! ベッカムばりのアーリークロスを含む2アシストで圧巻の存在感を放つ

今節はアシストで勝利に貢献 photo/Getty Images

キーパス4本も記録

2024明治安田J1リーグ第22節で北海道コンサドーレ札幌と対戦した鹿島アントラーズ。

前節のヴィッセル神戸との上位決戦は1-3で敗戦してしまったため、首位FC町田ゼルビアにこれ以上勝ち点差をつけられないためにも勝利が必要だった、そんなこの試合で圧巻の輝きを見せたのは鹿島のエース、鈴木優磨だ。

前節の神戸戦は出場停止で出ることができなかった鈴木は61分、PA付近でボールを受けると師岡柊生へスルーパス。これを冷静に決め、鈴木がチームの先制点をアシストでお膳立て。そしてさらにその5分後には右サイドに降りてきていた鈴木が超ロングアーリークロスをあげ、これを藤井智也が上手く合わせ、鹿島が追加点をマーク。鈴木の2アシストの活躍もあり、鹿島が2-0の勝利を飾った。

合わせた藤井も素晴らしかったが、特に2点目の鈴木のアシストには多くの称賛が集まっており、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードで活躍した元イングランド代表のデイビッド・ベッカムに姿を重ねる声も多かった。

ゴールを決めるストライカーの動きだけではなく、ゲームをコントロールすることやポストプレイ、さらにはチャンスメイクまでもこなす鈴木。この試合、柴崎岳と並んで両チーム最多の4本のキーパスを記録しており、ゴール以外の面でチームに勝ち点3をもたらした。

これで今シーズン、鈴木はリーグ戦10ゴール5アシストをマーク。まさに “なんでもできる”ストライカーを体現したようなパフォーマンスを見せた。(データは『SofaScore』より)


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