新天地がお気に入り!? デ・ゼルビ監督、マルセイユに決めた理由を明かす

強豪クラブでの挑戦 photo/Getty Images

監督キャリア初期の情熱を思い出す

プレミアリーグのブライトンを去ったロベルト・デ・ゼルビが、次のクラブにオリンピック・マルセイユを選んだ理由を記者会見で明らかにした。

まず、デ・ゼルビ監督は「マルセイユを選んだのは、このクラブがフォッジャで経験した情熱とプレッシャーを思い出させてくれたからです」と語った。フォッジャは、彼が監督として初めて率いたプロサッカークラブで、この発言は監督として成功したいという熱意や決意に燃えた初心を忘れず、さらにこのクラブで成功し上を目指したいという気持ちの表れだということが窺える。

デ・ゼルビ監督は続けて「ヴェロドロームには7万人近い人が集まり、美しい環境で気候も暖かいです。この環境が私にベストを尽くすよう促してくれます」と前向きな心持ちで再スタートできていることを示唆した。彼が語ったようにブライトンのホームスタジアムの収容人数は3万人強だったが、マルセイユのスタジアムはその倍ほどの収容人数を誇る。気候も含めてブライトン時代とは全く違った環境に身を置き、新鮮な気持ちが前向きにさせたのだろう。

そして彼は最後に子供の頃からマルセイユに親しみを持っていたようで「ルディ・フェラーやクリス・ワドルのようなチャンピオンに憧れていました」と語った。また「観客はとても温かく、情熱的で私と似ています」とも言及。新天地をとても気に入っているようだ。

彼にとってリーグ・アンの強豪クラブで指揮することは確実なステップアップだが、既に環境も気に入っているとなれば仕事を行う上で良い兆候のように思える。来季は新天地でもサッカー界の話題を掻っ攫うような活躍を見せてくれることに期待したい。

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