クロース、ミュラー、ノイアーら偉大すぎた世代もいよいよ最後? ドイツの世代交代に残る不安

EURO準々決勝で敗退したドイツ photo/Getty Images

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今大会はベテランが目立つ構成だった

EURO2024準々決勝でスペイン代表に1-2で敗れたドイツ代表。ホスト国として迎えた今大会から姿を消すことになったのはもちろんだが、この敗北は1つの時代の終焉を意味するものとなる。

まずは、MFトニ・クロースの現役引退だ。今大会を戦うべく代表復帰したクロースだが、このスペイン戦が現役ラストゲームになった。

代表を退く可能性があるのはクロースだけではない。FWトーマス・ミュラー(34)も試合後に代表引退を示唆するコメントを残しており、他にもMFイルカイ・ギュンドアン(33)、GKマヌエル・ノイアー(38)と、今大会のドイツはベテラン勢が目立つ構成だった。
この大会を機に本格的な世代交代が始まる可能性もあるが、ノイアーやミュラーの世代は2014ワールドカップ制覇など偉大な功績を残してきた特別な世代だ。その世代からの完全脱却は簡単ではなく、独『Bavarian Football Works』は将来に疑問があると伝えている。

「ミュラー、ノイアー、ギュンドアンが代表チームにいないなど、ほんの数年前には考えられないことのように思われたが、今やこれは非常に現実的な可能性だ」

自国開催のEURO2024をベテランの力を中心に制したいところだったが、欧州の頂点を獲れるほどの力はなかったか。ノイアーやミュラーも全盛期は過ぎており、今後のドイツは世代交代に少し苦労することになるかもしれない。

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