ムドリクはEUROに出たのに夏休み返上でトレーニング参加 マレスカ・チェルシーでついにその実力が引き出されるか

EUROにも参加していたムドリク photo/Getty Images

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ポジション争いは熾烈だが

新体制が始動したプレミアリーグのチェルシー。エンツォ・マレスカが就任して初のトレーニングが行われ、DFマロ・グストが体力テストでトップだったことなどが話題となっている。

懸念されたケガ人も現時点ではゼロであるとのことで、新体制には期待が持てそうなチェルシー。しかし、監督が代わって初のシーズンであることもあって、スタメンが誰になるかはまだわからない。トッド・ボーリーオーナーとなってから獲得された選手は多く、熾烈なポジション争いが繰り広げられることになる。

そんななか、FWミハイロ・ムドリクもトレーニングに参加していることが確認されている。ウクライナ代表としてEURO2024に参加していたムドリク。グループステージで姿を消したものの、EUROに出場していたならば休暇をとっていてもおかしくない時期だが、夏休み返上でトレーニングに励んでいるようだ。
2023年にシャフタールから加入したムドリクだが、昨季もリーグ戦5ゴールに終わっており、8850万ポンドともいわれる高額な移籍金に見合った活躍を残せているとは言い難い。しかし新体制でゼロからのスタートとなる今季は、彼に再びチャンスが与えられることを意味しいる。定位置奪取へ気合が入っているのだろう。

英『football.london』は、マレスカ体制ではサイドのプレイヤーが鍵になるとみている。昨季マレスカが指揮したレスターではサイドプレイヤーの働きが重要であり、アブドゥル・ファタウがシーズン通して7ゴール13アシスト、ステフィ・マヴィディディが13ゴール6アシストと結果を残した。同じスタイルでプレイするならばムドリクが輝く可能性もある。

ここまで批判の対象にもなってしまっていたウクライナ代表FWだが、新シーズンはついに彼の実力が引き出されるかもしれない。


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