レヴァークーゼンMFフリンポン残留の可能性高まる 契約解除条項の有効期間は今週で満了

レヴァークーゼンのジェレミー・フリンポン photo/Getty Images

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ビッグクラブ注目の快足アタッカー

2011-12シーズン以来の無冠に終わったバイエルン・ミュンヘンが巻き返しのために日本代表DF伊藤洋輝やポルトガル代表MFジョアン・パリーニャを新戦力として獲得する一方、昨季無敗でのブンデスリーガ初優勝とDFBポカール優勝による国内二冠を達成したレヴァークーゼンでは現有戦力の引き留めが新シーズンに向けた重要課題となっている。

中でも動向に注目が集まっているのは、MFジェレミー・フリンポンだろう。抜群のスピードを活かしたドリブル突破を得意とするフリンポンは、昨季は主に右ウイングバックのポジションで公式戦47試合に出場して14ゴール12アシストを記録。レヴァークーゼンの攻撃の中軸を担うキープレイヤーであり、流出は絶対に避けたい選手だ。

しかし、同選手をめぐっては既にマンチェスター・シティたアーセナルが獲得に興味を示していて、さらに本人もレアル・マドリードやリヴァプールへの移籍を希望しているとされることから、今夏ビッグクラブへの移籍が有力視されていた。
こうした中、ドイツ紙『Bild』は、フリンポンとレヴァークーゼンとの間で交わされた契約の中に含まれている契約解除条項の有効期間が今週で満了となるため、同選手がレヴァークーゼンに残留する可能性が高まっていると報じている。

4000万ユーロ(約69億円)以上のオファーがあればレヴァークーゼンとの契約を解除できるという条項がフリンポンの契約には盛り込まれていたが、これがなくなればレヴァークーゼンはあらゆるオファーを拒否することができるようになるため、今夏の引き留めに成功する公算が高まると同紙は伝えている。

実際にフリンポンが残留するとなれば、指揮官のシャビ・アロンソ監督にとってはこの上ない朗報だろう。

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