オランダ戦は3バックか4バックか…… 決勝進出がかかる大一番にイングランドはどのフォーメーションで挑むのか

スイス戦は3バックで挑んだが photo/Getty Images

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ネビルは3バックを評価

日本時間の11日早朝4時にキックオフされるEURO2024準決勝オランダVSイングランドの一戦。

スペインが待つ決勝進出をかけて強豪オランダと対戦するイングランドだが、気になるのはこの試合どんなフォーメーションで挑むかだ。グループステージの3試合は[4-2-3-1]の配置を変えることがなかった。ラウンド16のスロバキア戦もスタートこそ同じ形ではあったが、1点を追いかける終盤に3バックへと布陣を変えた。

準々決勝のスイス戦ではスタートから3バックを採用したが、元イングランド代表ガリー・ネビル氏はこの試合後、イングランドは3バックのフォーメーションの方が全体のパフォーマンスが良くなると話している。
「ガレスが監督に就任して以来、3バックでプレイした試合では、私はいつもその戦術を気に入っていた。バランスが良くなったと感じたし、チームもそのスタイルに合っている。サッカーがより流動的で、よりリラックスした雰囲気になっている」

「特に前半。後半は再び安全にボールを回すようになったが、前半はまずまずのプレイだった。延長戦では、非常に安全で慎重なプレイが展開され、おそらく選手たちは非常に疲れていただろう。試合を掌握できず、テンポがなかった」(英『Sky Sports』より)

3バックでスタートしたスイス戦の前半のパフォーマンスを称賛したネビル。確かに前線に人がいなかったこれまでの4試合と違って、スイス戦の前半は前への圧力があった。さらにWBが幅をとってくれるため、中央に人が固まりすぎないでプレイすることもできていた。

同じく3バックのスイスに合わせてガレス・サウスゲイト監督がフォーメーションを変えた可能性もあるが、オランダとの一戦ではどのような決断を下すのか。過去4試合よりは光が見えた3バックで挑むのか、4バックに戻すのか、注目だ。

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