ヌニェスのバックアッパーにスアレスがいる恐怖 37歳で受け入れた2番手の立ち位置「スアレスはチームメイトを熱烈に応援している」

今大会は8分間しか出場していないスアレス photo/Getty Images

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暴れん坊だったスアレスも大人に

コパ・アメリカ2024準々決勝ではブラジル代表とのPK戦を制し、準決勝へ駒を進めたウルグアイ代表。

チームの最前線ではFWダルウィン・ヌニェスが絶好調で、マルセロ・ビエルサ率いるウルグアイのエースとなっている。

そのヌニェスをサポートする形でベンチに入っているのが、37歳を迎えているFWルイス・スアレスだ。
A代表通算成績は140試合で68ゴール。スアレスはウルグアイの誰もが認める同国史上最強クラスのストライカーだが、今大会はバックアッパーの役割をきっちりと受け入れているのだ。英『Caught Offside』は若い頃暴れん坊だったスアレスが大人な選手になったと取り上げていて、バックアッパーの立ち位置からチームをサポートする姿勢を評価している。

「スアレスはダルウィン・ヌニェスの控えに回ることを受け入れ、限られた出場時間しか与えられない状況に満足しながら、チームメイトを熱烈に応援している。また、スアレスはチームにとって貴重な経験豊富な指導者的役割も果たしている」

今大会のスアレスはグループステージのボリビア戦で7分間、アメリカ戦に1分間出場しただけで、それ以外はベンチを温めている。数年前では想像もできない起用法だが、経験豊富なスアレスがこの役割を受け入れてくれるのは大きい。

さすがのスアレスも全盛期を過ぎ、今の前線ではリヴァプール所属のヌニェスが主役だ。世代交代は成功したと言ってもいいはずで、ウルグアイはチーム一丸で頂点を狙う体制が整っている。

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