ドイツ代表MFミュラーが代表引退へ 「現実的に考えればスペインとの試合が最後」

ドイツ代表のトーマス・ミュラー photo/Getty Images

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代表戦131試合出場のレジェンド

ドイツ代表MFトーマス・ミュラーが、同国代表から引退する意向であるとドイツ紙『Bild』はじめ各ドイツメディアが相次いで報じている。

2010年3月に行われたアルゼンチン代表との国際親善試合で代表デビューを飾って以降、ミュラーはここまで代表キャップ数131を記録し、通算ゴール数45は歴代3位。2014年のワールドカップブラジル大会では5ゴールを決めて、ドイツの4度目の優勝に大きく貢献した。

現在34歳で年齢的には今回のEURO2024が最後の国際舞台になる可能性が高いと周囲から見られていたが、それはミュラー自身も同じ考えだったようだ。5日(現地時間)に行われたEURO2024準々決勝スペイン戦に1-2で敗れた後、今後の代表キャリアについて問われた同選手は以下のように語っていた。
「現実的に考えれば、恐らくこのスペインとの試合が僕にとって最後の代表戦になったと思う。代表監督とは後で話し合うつもりだ。僕らとても強い信頼関係で結ばれているからね。でも今言ったように、現実的にはこれがきっと最後だよ」(ドイツ紙『Bild』より)

ミュラーについては、所属先であるバイエルン・ミュンヘンとの契約にも注目が集まっている。同選手とバイエルンとの契約は来年2025年6月末までとなっているが、現時点で契約延長に向けた話し合いは行われておらず、クラブレベルでもミュラーの去就は不透明な状態になっている。

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