マンU、今夏のターゲットはオランダ人? ザークツィー、デ・リフトに続き、シャビ・シモンズにも獲得報道

オランダ代表としてEUROを戦ったX・シモンズ photo/Getty Images

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決断を迫られる21歳

シャビ・シモンズはEURO2024でオランダ代表として参加し、準決勝でイングランド相手にゴールを決めながらも逆転を許して今大会を終えている。疑惑の判定もあり傷心中だと思われるシャビ・シモンズだが、既に自身の将来について大きな決断を迫られる時が来ている。

シャビ・シモンズは今季、パリ・サンジェルマンからRBライプツィヒにレンタル移籍し、リーグ戦32試合で、8得点10アシストを記録している。その活躍からオランダ代表でも欠かせない存在となり、また、レンタル移籍していたRBライプツィヒをはじめとするバイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・ユナイテッドといったクラブも獲得を目指しているという。

PSGはクラブ内でのシャビ・シモンズの将来を決めておらず、現在21歳という年齢から安定した試合出場を求めていることを考えると、今夏にフランスを離れる可能性は十分にあると『THE Sun』は報じている。PSGの指揮官であるルイス・エンリケがシャビ・シモンズをレギュラーにすることを望むかどうかが大きく関わってくるが、現在のPSGが多くの攻撃的なポジションのタレントを抱えていることや、更なる補強を画策しているとされていることから、退団の可能性は高いと推測されている。
シャビ・シモンズの獲得を望むクラブの中で、特に熱心に動いているとされているのが今夏にクラブ改革を推し進めているマンUだ。今夏既に、シャビ・シモンズと同じオランダ人であるジョシュア・ザークツィーを新たなストライカーとしてボローニャからの獲得が報じられており、DFのマタイス・デ・リフトもバイエルンからの獲得に近づいているようだ。

昨シーズンの活躍から見てシャビ・シモンズの移籍には7000万ポンド程度が必要になるとされており、実現すればマンUにとって今夏最大の目玉補強になると言えるだろう。

EURO敗退後、代表監督のロナルド・クーマンからは「ビッグクラブで活躍するだろう」と太鼓判を押されたシャビ・シモンズは、来季どのクラブのユニフォームに袖を通すことになるのか注目を集める選手の一人だ。

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