「彼の好きなところは、恐れずに本音を言うところだ」 ライスが新相棒メイヌーとの関係性について語る 「素晴らしいパートナーになった」

今大会で新コンビ誕生か photo/Getty Images

イングランドの中盤の新コンビ

イングランド代表MFデクラン・ライスはここ数試合で共に中盤でコンビを組むMFコビー・メイヌーとの関係性を語った。英『Daily Mail』が伝えている。

ライスの相棒を誰にするのかはEURO開幕前から議論となっていたが、ガレス・サウスゲイト監督は最初の2試合、トレント・アレクサンダー・アーノルドを起用した。しかしこれはうまくいかず、3戦目はコナー・ギャラガーがスタメンに選ばれた。だが、これも思ったようにはならず、この試合前半のうちに交代を強いられた。

イングランドの中盤は問題視されていたが、それを解決したのがメイヌーだ。第3戦の後半から出場したメイヌーは決勝トーナメントの3試合でスタメンに選ばれ、定位置を確保した。今ではすっかりいいコンビのように思えるライスとメイヌーだが、ライスはメイヌーとの関係性について話した。

「(オランダ戦のMOMにメイヌーが選ばれたことについて)彼を見ていればわかる。彼と話をすると、彼の落ち着いた雰囲気が感じられる。彼の好きなところは、恐れずに本音を言うところだ」

「最後のほうで、彼がライン間でパスをくれたのに、私がそれを見逃してしまった。私たちは全力で走って戻らなければならなかったし、お互いに少し言い合いになったが、それは良いことだ。なぜなら、そのような関係が必要だからだ。19歳の私が、年上の選手に対してそんなことを言うなんて想像できない。それが彼の好きなところだ」

「選手たちが彼を愛しているのは、そういうところもある。彼は尊敬されているし、リーダーシップもある。毎日、お互いに、そしてトレーニンググラウンドで会話を交わすことで、私たちは結束を深めてきた。私たちは素晴らしいパートナーになった」

メイヌーの年齢を感じさせない冷静さは以前から称賛されていたが、ライスは年齢を気にせず発言をする同選手を称賛している。まだ19歳という若さでありながらもメイヌーからはベテランのような雰囲気も感じられる。

ピッチ上でのクオリティはもちろんのことだが、メンタリティの部分でもメイヌーはイングランドに欠かせないものを持ち合わせているようだ。


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