「レベルが違った!」 名古屋の救世主・相馬勇紀、J復帰初戦からいきなり結果を残した

相馬の同点ゴールもあり、名古屋が柏を相手に逆転勝利を収めた(写真はイメージ) photo/Getty Images

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貴重な同点ゴールで反撃の狼煙

名古屋グランパスは14日、明治安田J1リーグ第23節で柏レイソルと対戦し、2-1の逆転勝利を収めた。

この結果、リーグ戦での連敗を「4」でストップした名古屋は、8試合ぶりの白星を手にし、柏を抜いて11位に順位を押し上げている。そして、この試合で名古屋の救世主となったのが、先日、カーザ・ピア(ポルトガル)からの復帰が発表されたばかりの日本代表MF相馬勇紀である。

出場が可能となった今回の柏戦で、相馬は早速スタメン入り。ただ、チームは開始早々の7分に失点し、1点ビハインドのままハーフタイムを迎えた。しかし後半に入ると、54分に右CKを得た名古屋は、キッカーを務めたMF山中亮輔のクロスをニアへ走り込んだDF河面旺成が頭でそらす。ファーに流れたボールを押し込み、貴重な同点ゴールを奪ったのが相馬だ。チームが苦しい状況に陥る中、大きな期待を背負って復帰を果たした相馬が、初戦からいきなり結果を残してみせた。なお、Jリーグでは617日ぶりのゴールとなる。
これで勢いに乗った名古屋は、直後の56分に山岸祐也が逆転ゴールをゲット。多くのファンが駆けつけるホームで、待ち望んでいた勝ち点「3」を手にした。

試合後のフラッシュインタビューで相馬は「(ポルトガルで)進化したと自分では思っているので、結果として還元しようとしていた」と述べていた。また、ファンもクラブの公式Xへ「相馬……流れを変えてくれてありがとう」や「相馬選手!が帰ってきてからグランパス変わった」、「相馬がスゴい成長してる! ひとりだけレベルが違ったよ!」、「おかえり!!」などといったメッセージを送っていた。

この調子で相馬は名古屋に勢いをもたらすことができるのか。今後の活躍にも注目が集まる。

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