「スペインは“生意気な”パルマーを許さない」 スペインメディアは昨夏のU-21欧州選手権決勝のリベンジの時が来たと燃える

昨夏のイングランドとスペインのU-21欧州選手権決勝では乱闘騒ぎも photo/Getty Images

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パルマーのジェスチャーで乱闘騒ぎになった試合

日本時間の15日早朝4時にキックオフされるEURO決勝、スペインVSイングランドの一戦。

ヨーロッパ王者を決める戦いは大きな注目を集めているが、そんな大一番を前にスペイン『as』は「スペインは“生意気な”パルマーを許さない」というタイトルで昨夏に行われたU-21欧州選手権(EURO)の決勝戦について触れている。

この試合のカードはU-21スペイン代表とU-21イングランド代表となっており、今回のEUROの決勝と同じ。結果的にイングランドが1-0で勝利を果たした。そんなこの試合で注目を集めたのはコール・パルマーだ。
前半終了間際にパルマーの直接FKが壁に入っていたカーティス・ジョーンズに当たってネットを揺らしたあと、パルマーがスペインベンチに向かってしたジェスチャーにスペインの選手たちが怒りを露わにした。ドレッシングルームに戻る際にはチーム間での口論にも発展し、大きな騒ぎになったのだ。

同メディアはこの件を振り返っており、「我々は彼に注目し、彼の挑発的なプレイに巻き込まれないようにしなければならない。U-21の決勝戦ではそうはいかず、イングランドに軍配が上がった」と言及している。さらにスペインのラジオ『Cadena COPE』はU-21の決勝戦にも出場してており、今回のEUROのメンバーでもあるアレックス・バエナはパルマーと「決着をつけなければならない」と主張している。

イングランドは準優勝に終わった前回大会のリベンジに燃えているが、一方でスペインメディアは昨夏のことを「忘れていない」と綴り、リベンジの時が来たと伝えている。

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