“145分”の出場時間で1G1A記録したパルマー イングランドの切り札的役割を担ったレフティを大会MVPロドリも絶賛 「今後数年間でトッププレイヤーになるだろう」

ビューティフルゴールを決めたパルマー photo/Getty Images

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スペイン戦ではスーパーゴール

スペイン代表に1-2で敗れてしまい、前回大会同様にあと一歩のところで優勝に手が届かなかったイングランド代表。

今大会も決勝までコマを進めたイングランドだったが、本来のパフォーマンスを見せることができなかった選手が多く、悔やまれる結果となった。そんな中でも出場したら一貫性のあるパフォーマンスを見せていたのがコール・パルマーだ。

チェルシーで23-24シーズン公式戦45試合で25ゴール15アシストを記録した同選手。EUROでも躍動することが期待されたが、同ポジションにはフィル・フォーデン、ブカヨ・サカ、ジュード・ベリンガムといった選手がおり、5試合出場するもスタメンはなし。出場時間は145分と限られた起用となった。
そんな中でも準決勝のオランダ戦では決勝点のオリー・ワトキンスのゴールをアシストし、決勝では試合を振り出しに戻すスーパーゴールを決め、短い時間の中でも自身の真価を示した。そんなパルマーを元チームメイトで今大会のMVPに輝いたスペインの心臓ロドリは絶賛した。

「彼らは素晴らしいプレイをしなくてもゴールを決めることができると分かっていた。私は彼を知っている。彼(コール)は素晴らしい才能の持ち主で、今後数年間でトッププレイヤーになるだろう。彼はシュートを隅に打ち込んだ」(『METRO』より)

今回はスタメン起用こそなかったものの、調子が悪かったフォーデンに代えてパルマーを起用すべきだという声も多く、大きな期待が寄せられているパルマー。間違いなく未来のイングランドを背負う1人となるパルマーだが、今後の更なる飛躍に期待したい。

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