マインツのMFブラヤン・グルダにプレミア勢が熱視線 ムシアラ&ヴィルツに続くドイツの次世代スター候補

マインツのブラヤン・グルダ photo/Getty Images

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20歳の左利きアタッカー

ジャマル・ムシアラ(バイエルン・ミュンヘン)やフロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン)など若手の注目株が台頭しつつあるドイツにあって、ブラヤン・グルダ(マインツ)も今後同国の代表チームで中核を担う存在になると目されている。

2004年5月生まれで現在20歳のグルダは、2023年1月に同クラブでプロデビューを果たすと、昨季も公式戦30試合に出場して4ゴール1アシストを記録。この2列目のセンターもしくは右サイドでのプレイを得意とするレフティーは、EURO2024に向けたドイツ代表の直前合宿にもサポートメンバーとして参加した。ユリアン・ナーゲルスマン監督がグルダの才能を高く評価していたことが選出の理由だった。

「グルダは、アタッキングサードで非凡な創造性を発揮する選手。彼はチームに多くのことをもたらすことができるし、研ぎ澄まされた左足を持っている」(ナーゲルスマン監督、ドイツ紙『Sport Bild』より)
既にバイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムント、ライプツィヒといったドイツ国内のクラブがグルダの獲得に興味を示しているが、『Sport Bild』によると、日本代表MF三笘薫の所属するブライトンやアストン・ヴィラ、ニューカッスルも同選手を獲得候補にリストアップしているという。

こうした中、マインツでスポーツディレクターを務めるクリスティアン・ハイデル氏は、簡単に売却に応じるつもりはないとの方針を明らかにしている。

「我々は、本当に桁外れと言えるようなオファーが来た時にだけ今年の夏に彼を移籍させるべきかどうかを検討する」(ドイツ紙『Bild』より)

選手の市場価値を独自に算出しているドイツメディア『transfermarkt.de』によると、現在のグルダの市場価値は2000万ユーロ(約34億円)。2026年6月末までマインツとの契約を残しているグルダを今夏獲得すためには、この金額が最低ラインとなるだろう。

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