アーセナルはラムズデールを思ったように売却できない 今夏ローン移籍の可能性も

EUROのメンバーにも選出されていたラムズデール photo/Getty Images

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移籍金の高さがネックか

昨季はダビド・ラジャに正GKの座を奪われ、セカンドに甘んじていたアーセナルGKアーロン・ラムズデール。リーグでは出場わずか6試合に終わっており、今夏の移籍が濃厚と思われているが、どうやらアーセナルは売却に苦心しているようだ。

一時はニューカッスル移籍が濃厚と思われたものの、交渉は進展せず。『HITC』によればアーセナルはラムズデールに4000万ポンドの移籍金を設定したが、移籍金の高さから断念せざるを得なかったという。移籍金の高さが潜在的な買い手を遠ざけているとも報じられており、なかなか思ったように売ることができないといった状況だという。

しかしラムズデールに昨季のようにベンチで過ごすつもりはなく、最悪の場合はローン移籍という選択肢も浮上しているようだ。現在はサウサンプトンも興味を示しているというが、ラムズデールにとってイングランド代表に継続して招集されるためにも、継続的に試合に出られるクラブが優先ということになるだろう。
アーセナルはアヤックスの若手GKトミー・セットフォードの獲得が間近であり、ノアシェランからも若手GKルーカス・ナイゴーをすでに獲得。ウクライナ代表GKアンドリー・ルニン獲得の噂もあるが、ラジャの正式契約とともにGK陣の整理に手を付けている印象が強く、ラムズデールの放出は既定路線であるように見える。

22-23シーズン躍進の立役者の1人であったラムズデールだが、新シーズンにチームに残る可能性はやはり薄いようだ。

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