ドイツ黄金時代を築いた名将がイングランド指揮官に名乗りか 「就任に意欲的」

EURO2024ではイングランドの試合も観戦していたレーヴ氏 photo/Getty Images

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ブラジルW杯を制覇

EURO2024決勝でスペイン代表に敗れ、2大会連続の準優勝となったイングランド代表。ガレス・サウスゲイト監督は、同大会をもって退任することになった。

さっそく新任は誰なのかという話題が英国中をかけめぐっている状態だ。エディ・ハウやトーマス・トゥヘル、グレアム・ポッター、ペップ・グアルディオラやユルゲン・クロップの名前まで挙がるなか、英『THE Sun』は元ドイツ代表指揮官ヨアキム・レーヴ氏が就任に意欲的だと報じている。

レーヴ氏はドイツ代表のヘッドコーチ職に就いていた2006年に、ユルゲン・クリンスマン監督の辞任によって監督に昇格する形で指揮官就任。EURO2008では準優勝、2010年のW杯南アフリカ大会とEURO2012では3位、そして2014年のW杯ブラジル大会ではついに優勝トロフィーを手にし、ドイツ代表の黄金時代を築き上げている。
同紙は、レーヴ氏は就任に意欲的であると報じており、サウスゲイトの辞任を受けてイングランドサッカー協会と喜んで話し合うつもりがあるという。

以前、独『WELT』のインタビューで今夏以降の現場復帰に意欲を示していたこともあるレーヴ氏。一方でイングランドは外国人監督の招聘にも寛容な面があり、可能性がないとは言い切れない。レーヴ氏のドイツ代表での最後の試合は、EURO2020でのベスト16でサウスゲイト率いるイングランドに敗れた試合であり、何やら因縁めいたものも感じさせる。それ以来レーヴ氏は現場を離れていたが、イングランド指揮官としての姿が見られるのか、注目だ。

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