その手腕はグアルディオラ級? W杯もコパ・アメリカも制したアルゼンチン代表監督スカローニが突き進む名将への道

アルゼンチン代表を指揮するスカローニ(中央) photo/Getty Images

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今のアルゼンチンを作り上げた手腕は見事

2022ワールドカップ・カタール大会に続き、今夏のコパ・アメリカ2024も制したアルゼンチン代表。チームを指揮するリオネル・スカローニの評価は上昇を続けているが、スカローニの手腕を絶賛するのがハビエル・イルレタ氏だ。

イルレタ氏といえば、1998年から2005年にかけてスペインのデポルティーボを指揮し、スーペル・デポルと呼ばれたクラブ最強のチームを作り上げた人物だ。デポルティーボではリーグ制覇も達成しているが、その時選手としてチームに在籍していたのがスカローニなのだ。

スカローニは指導者としても充実の時間を過ごしているが、イルレタ氏はジョゼップ・グアルディオラとも比較できると絶賛する。
「私にとって彼は世界最高の監督だよ。彼はもっとアルゼンチンサッカー界に貢献するだろう。彼は現役時代より非常に注意深い人物で、選手の頃から常に全体を見ていた。彼は知的で、サッカーをよく知っている。グアルディオラを思わせるよ。彼らは常に頭の中でゲームをイメージしているんだ」(スペイン『SPORT』より)。

スカローニはまだ46歳と青年指揮官だ。いつかはクラブチームの指揮にもチャレンジする可能性があり、同氏はレアル・マドリードのようなメガクラブでも上手くやれると太鼓判を押す。

これだけ安定したアルゼンチン代表を作り上げたスカローニは、現代を代表する名将の1人との評価を手にしつつあると言えそうだ。

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