オーストラリア代表の守護神はビッグクラブでも戦える? ローマ行きの話題に代表監督は「2番手になるためにそこへ行くのではない」

欧州での戦いを続けるライアン photo/Getty Images

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オーストラリア代表で92キャップを誇る絶対守護神

オーストラリア代表で積み重ねたキャップ数は92。32歳を迎えているGKマシュー・ライアンは、今でもオーストラリア代表に欠かせない守護神だ。

そのライアンは昨年よりオランダのAZでプレイしていたが、今夏に契約が満了。現在はイタリアの名門ローマ行きに近づいているとされる。

ローマほどのクラブとなれば、1番手になれる保証はない。ライアンにとっては大きなチャレンジであり、クラブでの出場機会が減少するのはオーストラリア代表にとっても問題だ。
それでもオーストラリア代表監督グラハム・アーノルドは、この動きを心配していない。豪『The Sydney Morining Herald』によると、アーノルドはライアンがローマでも1番手になれるはずと信頼を口にする。

「彼は決して2番手になるためにそこへ行くのではない。彼はNo.1になるべくそこ(ローマ)へ行くのだ。現時点でローマは若いベルギー人GK(スヴィラール)を抱えており、経験豊富なトップクラスのGKを求めていたのだろう。そこでマティだ。ローマのようなクラブはチャンピオンズリーグ、セリエA、カップ戦も合わせて年間に60試合以上を戦うことになる。彼が30試合ほど出場できれば、我々としては嬉しいね」

ライアンは迫る2026ワールドカップ・アジア最終予選でも重要戦力となる。クラブでの状況は非常に重要だが、ビッグクラブへのチャレンジは上手くいくか。

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