争奪戦が予想されたトニーを狙うのは今や2つのクラブ? ブレントフォードは値下げも視野に

イングランド代表としてEUROを戦ったトニー photo/Getty Images

去就が注目されている

ブレントフォードに所属するイングランド代表FWイヴァン・トニー(28)は今夏の去就が注目されている選手の1人だ。

当初はプレミアリーグのビッグクラブがこぞって狙っていたが、マンチェスター・ユナイテッドはジョシュア・ザークツィーを獲得し、さらに英『Daily Mail』によると、アーセナルやチェルシーも同選手の獲得レースから撤退したという。

移籍先の選択肢は減っているようだが、英『THE Sun』によると現在トニーが移籍する可能性があるのはトッテナムとウェストハムだという。そのためクラブは移籍金の値下げを検討しており、当初トニーの獲得に必要だと考えられていた8000万ポンド(約163億円)から5000万ポンド(約101億円)以下に下げる準備があると同メディアは主張している。

トニーは今夏ブレントフォードを退団する可能性が高いと考えられており、同選手はトロフィーが獲得できるトップクラスのクラブに加入したいと語ってきた。現行契約では今夏で残り1年となり、クラブとしては来夏にフリーで出て行かれるよりは移籍金が回収できる今夏に売却したいところだろう。

一方でトッテナムもウェストハムもリールでプレイするカナダ代表FWジョナサン・デイビッドの獲得も検討していると考えられており、両クラブともに候補はトニーだけではない。

プレミアリーグのストライカーの中でも特に今夏の去就が注目されていたトニーはやはり移籍を果たすのか。それとも残留を決断するのか。今後の動きに注目だ。

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