レアルよりマンUへの移籍を決断したヨロ ビッグクラブが注目する18歳の説得にレジェンドのファーディナンドらも協力か

マンUへの加入が決まったヨロ photo/Getty Images

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争奪戦を制した

マンチェスター・ユナイテッドは18日、リールからDFレニー・ヨロ(18)を獲得したことを発表した。英『BBC』によると、移籍金は6200万ユーロ(約106億円)にもなるという。

18歳ながらもビッグクラブから注目を集めていたヨロ。今夏の去就が注目されてはいたものの、レアル・マドリードへの移籍が濃厚だと考えられていた。選手本人もレアルへの移籍を希望し、来夏フリーで移籍するだろうという見方が多かったなか、ユナイテッドが同選手の争奪レースを大逆転で制した。

そんななか、英『The Athletic』はユナイテッド加入に至った経緯を伝えている。同選手の代理人であるジョルジュ・メンデス氏や関係者に話を聞いたところ、やはり当初はレアルへの移籍が迫っていたものの、ユナイテッドが出したオファーやクラブのプロジェクト等がヨロの決断を変えさせたようだ。
「ユナイテッドが提示した金額は、マドリードが提示した金額額の2倍以上であり、ヨロは決断を迫られた。彼は最終的に、プレミアリーグで自分の成長を順調に続けられると確信した。元ユナイテッドのセンターバック、リオ・ファーディナンドらがヨロにそれが正しい選択だと説得するために動いた。資金面も、リールと同様、ヨロにとって魅力的だった」

ヨロと同じポジションでユナイテッドのレジェンドであるファーディナンドにも協力してもらい説得に成功したユナイテッド。ビッグクラブが注目する若き才能を獲得できたことはユナイテッドにとっては大きな補強となるだろう。

改革を試みているユナイテッドはジョシュア・ザークツィーに続き、ヨロも獲得。ここまでは順調な補強を見せているが、今後の移籍市場での動きにも注目だ。


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