遠藤航はポジションを守れるか リヴァプールともなれば競争は避けられない「遠藤のポジションの改善に努めなければ」

昨季リヴァプールで評価を伸ばした遠藤 photo/Getty Images

続きを見る

守備的MFは補強ポイントの1つに

指揮官がアルネ・スロットに代わり、新たなスタートを切るリヴァプール。スロットがどうチームを組み立てるか注目されるが、スロット就任話題となってきたのが『守備的MF』の人選だ。

ここは昨季日本代表MF遠藤航が活躍したポジションだが、一部では新戦力を獲得した方がいいとの声もある。遠藤自身も競争を受け入れているようで、英『Sportmole』も遠藤に代わるボランチ獲得を主張する。

「遠藤は昨季最も厳しかった時期に大きく貢献した。特に3月のマンチェスター・シティ戦で彼が見せたレベルには驚いた。シュツットガルトでの闘志あふれるプレイは知っていたが、シティ戦で見せたバックラインからのボール引き出し、プレッシャーをかわしてプレイする彼の能力向上は歓迎すべきものだった。さらに、遠藤はアレクシス・マクアリスターを6番の位置から解放する最大のプラス要素をもたらした。それでも、リヴァプールがマクアリスターやドミニク・ショボスライのような選手たちから引き続き最高のパフォーマンスを引き出そうとするならば、遠藤のポジションの改善に努めなければならない」
「また遠藤はすでに31歳であり、この年齢でパフォーマンスが衰える選手がいることを考えると、強化を検討したほうが良いだろう。昨季は良いパフォーマンスもあった一方で、スペースのケアや、デュエルの部分で苦労する場面もあった。リヴァプールは2022-23シーズンに突然起きたファビーニョの衰退を経験しているため、そのようなシナリオが再び起こらないようにするのが賢明だろう」

同メディアはこのように伝えており、遠藤を1番手で固定するのはリスクもあるとの見方だ。リヴァプールのようなビッグクラブでは競争が避けられないが、遠藤はポジションを勝ち取れるだろうか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.298 CL&EL新時代

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ