約1年で市場価値が2500万ユーロ→1億2000万ユーロ 《バルサの未来》ヤマルは世界で“10番目”に高価な選手に バルセロナではガビを抜いてトップを記録

EUROでも輝きを放ったヤマル photo/Getty Images

EURO優勝に貢献

バルセロナに所属するスペイン代表FWラミン・ヤマル(17)は今世界のサッカー界で最もセンセーショナルなティーンエイジャーだろう。

15歳9ヶ月16日でトップチームデビューを飾ったヤマルは、記憶に新しいEURO最年少ゴールを始めとする様々な最年少記録をこれまで更新してきた。EURO2024では全7試合に出場し、1ゴール4アシストという驚異的な記録を残してベストヤングプレイヤー賞を受賞し、スペイン代表の優勝に欠かせない存在となった。

そんななか、『transfermarkt』は18日に選手たちの最新の市場価値をアップデート。注目すべきは前回より3000万ユーロアップしたヤマルだ。これでヤマルの市場価値は1億2000万ユーロ(約205億円)へとアップ。同メディアが約1年前の2023年8月21日につけた市場価値は2500万ユーロだったことを考えると驚異的な伸び率だと言える。

この結果ヤマルは現在世界で10番目に高価な選手となった。この17歳より市場価値が現在高いのは1億8000万ユーロ(約309億円)のキリアン・ムバッペ、ジュード・ベリンガム、ヴィニシウス、アーリング・ハーランドの4人。そして1億5000万ユーロ(約257億円)のフィル・フォーデン、1億4000万ユーロ(約240億円)のブカヨ・サカ、1億3000万ユーロ(約223億円)のロドリ、ジャマル・ムシアラ、フロリアン・ヴィルツのみだ。

ヤマルの1億2000万ユーロという市場価値はデクラン・ライスやフェデリコ・バルベルデと同じ数字であり、17歳にしてそうそうたるメンバーの中にランクインしていることがわかる。また2004年に創設された同メディアの市場価値史上初めて、1億ユーロの壁を突破した19歳以下の選手となったようだ。

ヤマルはもちろん10代の中でトップではあるが、今回の結果でバルセロナの中でも最も高価な選手となった。2位はガビで9000万ユーロ(約154億円)となっている。またヤマルはスペイン代表の中ではロドリの次いで市場価値の高い選手となり、スター選手への階段を着実に登っている。

すでにバルセロナ期待の若手ではなく、エースとしての活躍が期待されるヤマル。クラブのレジェンドであるリオネル・メッシも背負った19番を着て臨む新シーズン、ヤマルはどんなプレイを見せてくれるのか、楽しみだ。

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