マンUがオランダ軍団化しているのは自分の影響ではないとテン・ハーグ 「実は偶然だ」

新加入ザークツィーもオランダ代表だ photo/Getty Images

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オランダ関係の選手が多い

ボローニャからFWジョシュア・ザークツィーを獲得し、コーチ陣にレネ・ハケ、ルート・ファン・ニステルローイらを招聘したマンチェスター・ユナイテッドには、オランダ人の選手やスタッフが増えてきた。また、テン・ハーグ監督がかつて指揮したアヤックスOB組もチームに数人おり、DFリサンドロ・マルティネス、FWアントニー、GKアンドレ・オナナはみなアヤックスで経験を積んだ選手たちだ。

バイエルン・ミュンヘンからDFマタイス・デ・リフト獲得が間近に迫っているとも伝えられており、そうなればオランダ色は一層強くなる。だがテン・ハーグ自身がオランダの『AD』に語ったところによれば、デ・リフトとの交渉も含め自分の影響ではなく、すべてチームで決めていることであり、偶然の産物であるという。

「デ・リフトが来るかどうかは、まだ待たなければならない。幸いにも私は休暇中、3〜4週間は移籍プロセスから外れていた。その間、これらの選手(ザークツィーら)を獲得したのは、実際にはクラブ、新設されたスカウト・リクルート部門だった」
「彼らの中にオランダ人選手がいるというのは、実は偶然だ。彼らは主に我々が組織で獲得した選手たちだ。もちろん私も関わっているが、はっきりさせておきたいのは、我々は一緒に選択をしているということだ」

あくまでも自分の選択ではなく、クラブが組織として選択したことだと強調したテン・ハーグ。オランダ色が濃くなってきたユナイテッドは、今季結果を出せるだろうか。


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