エメリ監督のお気に入りCBパウ・トーレスが将来ビッグクラブでプレイか インテルが2025年夏の獲得を模索

スペイン代表も経験 photo/Getty Images

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2025年夏の移籍を計画中

セリエAのインテルが、2025年夏の移籍戦略の計画の中でパウ・トーレスに関心を示していることがわかった。

トーレスは、ビジャレアルの主力センターバックとして活躍してきた選手だ。191センチメートルの長身を生かし、敵のロングボールやクロスを巧みに跳ね返し、幾度もチームを救ってきた。また俊敏性も兼ね備えているため、ボール奪取の能力に長けている他、パスの精度も高く、安定したビルドアップを可能にしてくれる存在だ。そんな彼は、23−24シーズンにアストン・ヴィラへ移籍。かつてビジャレアルの指揮官だったウナイ・エメリ監督に引き抜かれ、新天地のプレミアリーグでも安定した活躍を見せた。

『Football Italia』によると、インテルは守備陣の主力に30代のメンバーが多く、将来的により強化する必要性を感じている。そのためトーレスに白羽の矢がたった。彼はビジャレアルから3300万ユーロでアストン・ヴィラに移籍してきており、インテルが彼を獲得するには5000万ユーロを用意する必要があると見られている。そしてこの移籍金を下げるためにトレードも視野に入れているそうだ。
ただトーレスはウナイ・エメリ監督のお気に入り選手でもあり、ビジャレアル時代から変わらず重宝されている。またアストン・ヴィラとの契約期間は2028年まで残っている。

果たしてインテルの計画が実現するかは全くもって不透明だが、プレミアリーグへ活躍の場を移し、円熟の域に入ろうとしている彼が、将来的にビッグクラブで活躍することもあり得なくはないだろう。今後の動向に注目したい。

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