去就が注目されるカンセロ バルセロナはマンCからの再レンタルに自信か

昨シーズンはバルセロナでプレイしたカンセロ photo/Getty Images

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シティは売却を望む

ポルトガル代表DFジョアン・カンセロは今夏の去就が注目されている選手の1人だ。

2019年にユヴェントスからマンチェスター・シティにやってきたカンセロは早々に定位置を獲得し、ペップ・グアルディオラ率いるチームで順調に出場時間を積み重ねていた。左SBとして定位置を確保していたカンセロだったが、22-23シーズンにペップがネイサン・アケのようなCBタイプをサイドバックで起用し出すと出場機会は減少。このシーズンの冬にはバイエルンへ半年間のレンタル移籍をしている。

シティで居場所を失ったカンセロは昨シーズン、バルセロナへ1シーズンのレンタル移籍を果たす。バルセロナでは公式戦42試合に出場して4ゴール5アシストを記録。出場時間を得たカンセロはレンタル先で存在感を残した。そんなカンセロはレンタル期間を終えて、ひとまずバルセロナを退団し、シティに戻っている。
来シーズンもシティでプレイする可能性は低く、新天地が注目されているカンセロ。シティは完全移籍での売却を望んでいると考えられているが、スペイン『SPORT』によると、バルセロナはカンセロの再レンタルに自信を持っているようだ。一定条件を満たすと買取義務が発生するもう1シーズンのレンタル移籍でシティと交渉し、早急にカンセロの去就を決定させたいと考えているとのこと。

カンセロには他のクラブからもオファーがあったようだが、同メディアは選手本人はバルセロナでのプレイを一貫して望んでおり、放出したいシティはバルセロナが望む条件で納得せざるを得ない可能性があるとも綴っている。

ポルトガル代表としてEUROを戦っていたカンセロは現在シーズンオフの休暇をとっているが、来シーズンもバルセロナでプレイすることができるだろうか。

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