レアル・マドリードとの対戦に秘策アリ? アタランタのガスペリーニ監督はUEFAスーパーカップが待ち遠しい

ELを制覇したアタランタ photo/Getty images

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EL初優勝から新たな野心

ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は、アタランタと新契約を結んだことを認め、昨季のヨーロッパリーグを喜び、UEFAスーパーカップでレアル・マドリードに勝負を挑むことを待ち遠しく感じていると『Sky Sport Italia』に語っている。

2016年にアタランタの監督となって以来、現在は2025年6月までの契約下にあるが、「事実上の契約延長にサインした」とし、年俸を向上させた新契約に合意する見込みのようだ。

「私がアタランタに来て8年になる。 ヨーロッパリーグで優勝したことで、いろいろな人から祝福を受けることができたし、イタリアに久しぶりにヨーロッパのトロフィーを持ち帰ることができた。 シーズン開幕に向けて頑張らなければならない」
アタランタは8月14日にワルシャワで昨年度のチャンピオンズリーグ優勝者であるレアル・マドリードとUEFAスーパーカップで対戦する予定で、他のチームよりも困難なシーズンスタートを切ることになる。それでもガスペリーニ監督は「欧州スーパーカップでレアル・マドリードと対戦することは私たちにとって想像もつかないことだ」とし、この試合を待ち遠しく感じているという。

「8月の親善試合で対戦することさえ我々にとっては驚くべきことだっただろう。ワルシャワに行くのは簡単ではないが、多くのファンが試合のために動いてくれていることをうれしく思うよ」

また、アタランタは今夏の補強として、ガラタサライからイタリア代表FWニコロ・ザニオーロを獲得した。万能型アタッカーとして知られるザニオーロの起用法について、アタランタ陣営はレアル・マドリード戦に向けて偽9番として起用するのではないかという報道が流れている。ガスペリーニ監督はこの報道について「それは確かに私が検討している選択肢の一つだ。それが実現可能かどうか確かめている最中だよ」と語っている。

15度のCL優勝を誇るレアル・マドリード相手に昨季クラブ史上初のEL優勝を果たしたアタランタがどのような戦いぶりを見せるのか。ガスペリーニ監督の手腕に注目が集まるところだ。

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