1986年W杯準決勝で着用したマラドーナのユニフォームがオークションに出品 神の手、5人抜きで世界を驚かせた次の試合……

神の手と同時期のユニフォームが出品 photo/Getty Images

40年近く大切に保管されていた

アルゼンチンの大スター、ディエゴ・マラドーナ氏の着用したユニフォームがオークションに出品されることがわかった。

『MUNDODEPORTIVO』によると、今回出品されるのは1986年のW杯準決勝のベルギー戦で実際に彼が着用したユニフォームだ。8月22日にニューヨークのサザビーズで競売にかけられる。

このユニフォームは、準決勝の試合終了後にマラドーナと当時のベルギー代表GKジャン・マリー・プファフ氏との間で交換されたもので、ユニフォームに書かれている文字は2016年に再会した際に本人が「愛を込めて」とメッセージを添えてサインしたものだ。これまでベルギーのベーフェレンにあるエル・シンパティコ博物館に展示されていた。

プファフ氏は「あの忘れられない試合の後、ディエゴとやり取りして以来、私はこのシャツを40年近く大切にしてきました。サッカー界の偉大な選手の一人と対戦することは光栄でしたが、彼を友人と呼ぶのはさらに特別でした」と語っている。

マラドーナといえば、多くの伝説的なプレイを残してきたが「神の手」と呼ばれるゴールは最も有名なゴールの一つだろう。この得点は1986年のW杯準々決勝のイングランド戦で記録したもので、今回出品されるユニフォームは同時期のものとなる。落札推定価格は80万〜120万ドルと予想されている。

ちなみに競売前となる7月26日から30日まで、サザビーズ本社でもこのユニフォームが展示される予定だ。

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