ナポリで不遇を味わったリンドストロムがプレミアで再起なるか エヴァートン移籍が間近に迫る

デンマーク代表として2022W杯に出場 photo/Getty Images

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新天地はプレミアリーグか

エヴァートンがナポリに所属するイェスパー・リンドストロムのローン移籍で獲得することが決定的なようだ。

『Football Italia』によると、合意した金額は300万ユーロで、さらに2200万ユーロの買取オプション付き。完全移籍した場合は総額2500万ユーロとなる。

この24歳のデンマーク人MFは、ブンデスリーガのフランクフルトで印象的な活躍を見せ、21−22シーズンにはヨーロッパリーグ制覇に貢献した。器用にボランチやウィンガー、センターフォワードをこなした経験が過去にあるが、現在は攻撃的MFで出場することが多い。ドリブルの切れがよく、決定機へと繋げるパスやミドルシュートも得意で、時にはフォワードのような飛び出しも見せる。
そんな彼は昨シーズンの8月に約3000万ユーロでナポリへと完全移籍してきたが、1年目だった23−24シーズンでは出場機会に恵まれず、セリエA22試合に出場した中で、先発出場したのはわずか2試合だった。ただその少ない時間の中でも目ぼしい活躍が見せられなかった。

リンドストロムは、数日以内にエヴァートンのメディカルチェックを受けるとされており、移籍完了が間近に迫っているようだが、新天地では安定した出場機会を得てもらいたいところだ。才能は申し分ないことは証明済みであり、来季は再びその実力を存分に発揮し躍動する姿に期待したい。

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