チェルシーの逸材カサデイは今夏移籍か フィオレンティーナが買取義務付きのローンで獲得狙う

フィオレンティーナが獲得を狙うチェルシーMFカサデイ photo/Getty images

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2023年に開催されたU-20W杯では大会MVPと得点王をダブル受賞

チェルシーに所属するイタリアの逸材は今夏の移籍市場で武者修行に出る可能性がある。

移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、フィオレンティーナは今夏、チェルシーに所属するチェザーレ・カサデイの獲得を目指しているという。同クラブは完全移籍ではなく、買取義務付きのローン移籍での獲得を狙っているようだ。

下部組織時代をチェゼーナやインテルで過ごしたカサデイは2003年1月10日生まれの現在21歳の選手。同選手は2022年9月にインテルのトップチームに昇格するも、出場機会を得られず2022年夏にはチェルシーへ完全移籍。しかしチェルシーでも状況は変わらず、その後はレディングやレスター・シティへのレンタル移籍で経験を積んでいた。
しかし23-24シーズン前半はレスターでプレイしていたカサデイだったが、2024年1月にはレスターからチェルシーへ帰還。復帰後はリーグ戦に途中出場ながら11試合に出場していたことや現在行われているアメリカツアーにも帯同していることから24-25シーズンはチェルシーに残留すると見られていた。

そんな中、カサデイの獲得に動くのがフィオレンティーナ。同氏によると、同クラブはカサデイ獲得のため、既にチェルシーと接触しており、今週中に交渉を進展させるかどうかを決定するとのこと。また同選手自身も母国であるセリエAへの復帰に前向きであるため、交渉が成立する可能性は高いようだ。

2023年に開催されたU-20W杯では大会MVPと得点王をダブル受賞したカサデイ。そのポテンシャルは計り知れないものがあるが、24-25シーズンはどのクラブでプレイするのだろうか。

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