ある意味メッシやC・ロナウドより怖い? 元プレミアGKが語る大型FWキャロルの恐怖「手に負えない存在だった」

ストーク・シティ時代にキャロルと競り合うベゴビッチ photo/Getty Images

空中の競り合いは常に難しいものとなる

GKにとって、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドといった超一流のアタッカーがいるチームは悪夢だろう。彼らとの対戦になればGKは確実に忙しくなる。

しかし、また違った意味で大変なタイプのFWがいる。今回メッシとロナウドより怖いFWがいたと語ったのは、チェルシーやストーク・シティ、QPRなどでプレイしてきたGKアスミル・ベゴビッチだ。

ベゴビッチはメッシ、ロナウドの両方と対戦した経験を持っているが、それ以上に怖かった存在として元イングランド代表FWアンディ・キャロルの名前を挙げている。

ニューカッスルやリヴァプール、ウェストハムなどでプレイし、昨年からはフランス2部のアミアンに所属するキャロルは、193cmの高さが最大の武器だ。特にプレミアリーグのクラブの中には、前線の選手へ単純にロングボールを蹴ってくるチームも少なくない。キャロルのようなFWは最適なターゲットマンなのだ。

メッシやロナウドのシュートも怖いだろうが、GKにとってはキャロルのようなハイタワーFWと空中戦で競り合うシチュエーションもかなり怖いものだ。

「僕はプレミアリーグ史に名を刻む優れたストライカーたちと対戦してきた。フェルナンド・トーレス、セルヒオ・アグエロ、ルイス・スアレス、彼らは何でもできる選手たちだ。しかし実際のところ、フィジカル的な観点から言えば、アンディ・キャロルのような選手はね…。ハイボールが飛んできてキャロルのような選手と競り合うとき、こちらが手を使えるとはいっても、彼らは本当に高い。彼らへの対応はいつもとても難しくて、手に負えない存在だったよ。僕だけではなく、DFにとってもね」(英『TalkSport』より)。

ベゴビッチはこのように語っていて、特にキャロルは空中戦を得意とするセンターフォワードだ。単純にロングボールを放り込まれる方がGKにとっては恐怖を感じるものなのかもしれない。

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