ギュレルの左足はすでにワールドクラス レアルはムバッペ、ヴィニシウス、ベリンガムらとどう活かす?

トルコ代表で輝きを放ったギュレル photo/Getty Images

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EURO2024でのパフォーマンスは見事だった

キリアン・ムバッペが合流するだけでも大きすぎる戦力強化だが、新シーズンのレアル・マドリードには他にも面白い戦力がいる。

スペイン『as』が注目したのは、今夏のEURO2024でトルコ代表の主力として圧巻の存在感を放ったMFアルダ・ギュレルだ。

昨季の段階では、ギュレルはまだ期待の若手といった立ち位置だった。レアルでも昨季はリーグ戦で373分間をこなしただけだ。ただ、その373分間で6ゴールを挙げる衝撃の活躍も見せている。
そして想像を超えてきた今夏のEUROだ。ジョージア戦で決めた衝撃的なミドルシュートに加え、コーナーキックやフリーキックのキッカーとしても抜群のキック精度を披露。特にコーナーキックはトルコ代表にとって強烈な武器となっていて、ギュレルの速くて正確なボールには相手も手を焼いていた。あのキックはすでにワールドクラスと言っていい。

同メディアによれば、チームを指揮するカルロ・アンチェロッティはもっとギュレルの出番を増やしたいと計画しているという。スタメンで固定されることはないかもしれないが、ターンオーバー要員として先発の機会を増やしていくことは可能だ。

右ウイング、トップ下、さらには最前線に入れることも強みだ。アンチェロッティの指導次第では、とんでもないプレイヤーへ成長する可能性を秘めている。

もちろん今夏チームに合流するブラジル代表FWエンドリックのことも忘れてはならない。今夏のコパ・アメリカ2024では強みを発揮できなかったかもしれないが、17歳時点でセレソンの一員とは恐ろしい。ギュレルと同様、アンチェロッティがどう育てるか注目される。

ムバッペ、ヴィニシウス・ジュニオール、ジュード・ベリンガムといった選手たちを主役としつつ、若手やロドリゴ・ゴエスらをどう絡めていくのか。新シーズンのレアルには楽しみな要素が盛り沢山だ。

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