FA杯決勝での傷は未だ癒えず…… 痛恨のミスを犯したシティDFグヴァルディオルはコミュニティ・シールドでのリベンジを誓う 「自分のしたことにまだ怒りを感じている」

グヴァルディオルがバックパスをミス photo/Getty Images

先制点のきっかけに

マンチェスター・シティでプレイするクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオル(22)は昨シーズンのFAカップ決勝で犯したミスを今でも忘れられないようだ。

昨夏にライプツィヒからシティに加入したグヴァルディオルは慣れない左SBのポジションで早々に定位置を掴むと、最終的に公式戦42試合に出場。試合を経るごとにパフォーマンスは上がっていき、シーズン終盤には得点力も開花。5ゴールをマークした。

いきなりシティで重要な存在となったグヴァルディオルだが、1-2で敗戦したFAカップ決勝マンチェスター・ユナイテッド戦のミスが頭から離れないという。

この試合もスタメン出場したグヴァルディオルは30分、ディフェンスラインの裏に蹴られたボールをGKシュテファン・オルテガにヘディングで戻すも、飛び出してきていたオルテガと合わず、最後はガルナチョにゴールを決められた。連携ミスで失点につながる痛恨のミスを犯してしまったのだ。優勝を逃したということもあって、グヴァルディオルのこのミスは現地メディアで強く批判されることになってしまったが、同選手はコミュニティ・シールドで優勝してリベンジを果たしたいと考えている。

「自分のしたことにまだ怒りを感じている。シュテファンにボールを返したかった。彼が見えていなかったし、ライン上にいると思ったので、ただヘディングでボールを返したかった。時にはもっと話し合い、コミュニケーションを取る必要がある。コミュニティ・シールドで優勝して、来シーズンに向けて準備ができていることを示したい。もしその試合に勝てば、それは背中を押してくれる追い風のようなものになるだろう」(英『Daily Mail』より)

未だに自分のミスが許せないと語ったグヴァルディオル。試合で犯してしまったミスは試合で取り返すしかなく、日本時間8月10日に控えたユナイテッドとのコミュニティ・シールドで汚名返上を誓った。

クロアチア代表としてEUROに参加していたグヴァルディオルは土曜夜のACミランとの親善試合を前に、ニューヨークでチームに合流を果たしている。


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