アストン・ヴィラがK・フィリップスに正式オファー エヴァートンとの争奪戦が予想されるも完全移籍は困難か

親善試合でも苦戦するK・フィリップス photo/Getty Images

今夏もレンタルか

アストン・ヴィラはマンチェスター・シティのカルヴィン・フィリップスへ正式なオファーを提出したようだ。英『TEAMTALK』や英『Football Insider』が報じている。

2022年にリーズからシティに加入したフィリップスだが、ここ2シーズンは苦戦を強いられている。ペップ・グアルディオラの率いるチームでは定位置を掴むことができず、2024年冬のウェストハムへの半年間のレンタル移籍でもかつてのパフォーマンスを取り戻すことはできなかった。

現在はアメリカでのプレシーズンツアーに参加し、親善試合をこなしているが、そこでも印象を残せていないフィリップス。今夏完全移籍を望んでいるという報道もでているが、同選手に興味を示しているのがエヴァートンとアストン・ヴィラだ。

エヴァートンは買取オプション付きのレンタル移籍を希望しているが、シティは買取義務がつかなければレンタル移籍に消極的という。そんななかオファーを出したヴィラだが、同クラブも1シーズンのレンタル移籍でのオファーを提出したようだ。これがフィリップスに対する最初の具体的なアプローチとのこと。

シティとフィリップスはあくまで完全移籍を目指しているが、同メディアは完全移籍でのオファーが届かず、レンタル移籍を強いられる可能性も十分にあると主張。またフィリップスは現在シティで週給15万ポンド(約2970万円)をもらっており、これを払えるクラブは限られてくるため、完全移籍の場合はフィリップスが大幅な減給を受け入れる必要があるとも伝えている。

今回のヴィラの動きを受けて、エヴァートンもオファーを出すのか、注目されるが、フィリップスは今夏完全移籍でシティを退団することは難しいかもしれない。

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