ジョタのプレイはキーガンを彷彿!? リヴァプールOBのラッシュ氏が「彼は生まれながらのフィニッシャー」と大絶賛

ゴールへの嗅覚が抜群 photo/Getty Images

並外れた成績を残すジョタ

リヴァプールのOBであるイアン・ラッシュ氏が、現在のリヴァプールのメンバーの中でディオゴ・ジョタが最も得点を取る素質を持っていると語り、話題となっている。

ラッシュ氏といえば、1980年代と90年代に2度リヴァプールに在籍し、クラブ記録の365ゴールをマークしたストライカーだ。他にも5回のリーグ優勝と2回のヨーロッパカップ制覇を経験するなど、数々のタイトルを獲得したサッカー界のレジェンドである。

そんなラッシュ氏がリヴァプールの公式YouTubeチャンネルでジョタについてこう語った。

「ジョタはおそらく、このクラブで最も生まれながらのフィニッシャーだ。何度も言っているがケビン・キーガンを思い出させる」

キーガン氏は1970年代に活躍したスーパースターで、バロンドールを2回獲得し、リヴァプールでは100ゴール以上を決めている伝説の選手である。確かに両者とも小柄でスマートな体格は似通っていると言えなくはない。またタッチが細かく敵陣を深く切り裂く鋭いドリブルや、ペナルティエリア内での尋常じゃない反応速度や身体能力でゴールを奪う姿を見ると、ラッシュ氏の言うことも頷ける。

このようにラッシュ氏が、ジョタを世界最高のサッカー選手の一人と比較したことは、このポルトガル人FWの成績を見ても納得できるかもしれない。彼は2020年にレッズに加入して以来、145試合に出場し56ゴール19アシストを決め、チームの勝利に大きく貢献してきた。

ラッシュ氏は続けて「ジョタは小柄な選手だが、空中戦が本当にうまい。フットボールの頭脳を持っている。本当に素晴らしい選手だ。これからも健康を保ってくれることを祈る」と絶賛。褒め言葉だけでなく期待の大きさを表す発言で終始した。

昨シーズンは、膝や筋肉のケガで長期離脱を強いられ本来の活躍は見せられなかったが、一年を通して試合にでプレー出続けられれば、間違いなく素晴らしい成績を残すことだろう。来季のジョタの活躍に期待したい。

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