なでしこを救ったのは19歳! 谷川萌々子の“劇的衝撃ゴラッソ”に称賛の嵐 「語り継がれるゴール」「これエグい!」「恐るべき19歳」

劇的逆転ゴールを決めた谷川 photo/Getty Images

続きを見る

80分より出場

パリ五輪グループC第2節でブラジル代表と対戦したなでしこジャパン。この試合でチームを救うヒロインとなったのが19歳の谷川萌々子だ。

初戦のスペイン代表との試合で1-2の敗戦を喫したなでしこ。決勝トーナメント進出に向け勝ち点3が必要だったこの試合。初戦で怪我をした清水梨紗が離脱したり、スペイン戦でスーパーFKを決めた藤野あおばが欠場するなど厳しい状況の中ブラジルに挑んだ。

開始直後からブラジルの激しいプレスを前に苦戦していた日本は前半アディショナルタイムに田中美南がPKを外してしまうなど、チャンスはあるがゴールが奪えない状況が続くと、56分にブラジルに先制ゴールを許してしまう。その後メンバー交代を駆使しながら同点ゴールを狙うなでしこだったが、1点が遠い。そんな嫌なムードを吹き飛ばしたのが80分から出場した19歳だ。
球際の強さや正確なキックで日本の攻撃のリズムを谷川が作ると、後半ATにキックフェイントから相手のハンドを誘発。これをキャプテンの熊谷紗希が冷静に決めてなでしこが土壇場で同点に追いつく。試合はこのまま引き分けかと思われたが、90+6分にドラマが待っていた。ブラジルのパスミスを狙っていた谷川がダイレクトで右足を振り抜く。前にでていたGKの頭上を越すスーパーゴールを土壇場で決めたのだ。

このゴールにはSNSでも多くの称賛が集まっており、「これは語り継がれるゴールだ」、「これエグい!」、「恐るべき19歳」、「まさにスーパーゴール」など、なでしこのニュースターとなった谷川のゴールに多くの声が寄せられた。

少ない出場時間の中で、19歳とは思えぬ落ち着きぶりを見せた谷川。PK奪取だけではなく、スーパーゴールを決めるという衝撃の五輪デビューを飾った。ブラジルに後半ATの2ゴールで逆転勝利を果たしたなでしこは決勝トーナメント進出に向け大きな勝利を手にした。


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:各国代表

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ