K・フィリップスに光? バルセロナ戦のCB起用に英メディアは高評価「彼はプレッシャーの中でも冷静さを保っていた」

ビルドアップで存在感を見せた photo/Getty Images

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FKの惜しい場面も

バルセロナとアメリカでのプレシーズンマッチで対戦したマンチェスター・シティ。両チーム2点ずつ取り合ったこの試合はPK戦の末、シティが負けてしまったが、収穫もある。

そのうちの1つがカルヴィン・フィリップスのセンターバック(CB)起用だ。この試合CBでスタメンフル出場を飾ったフィリップス。本職の中盤でのプレシーズンマッチはインパクトを残せていなかったが、この試合は上々の出来を見せた。

本職ではないため、ディフェンス面では改善点もあったが、ボール保持の際に楔をつけるパスなど、同選手の持ち味でもある中長距離の正確なパスで攻撃のリズムを作り、前半にはゴールになってもおかしくないFKもあった。フィリップスは慣れないポジションでも相手のプレッシャーにも落ち着いて対応し、過去2試合よりは存在感を残した。
英『Manchester Evening News』もCBでプレイしたフィリップスにはチームで2番目となる7点(10点満点中)をつけており、序盤はバルセロナのプレッシャーに苦しんだと綴りながらも「しかし、公平に見てみよう。彼はプレッシャーの中でも冷静さを保っていたし、ポジションをうまくキープし、得点もしそうだった」とCBでプレイした同選手を称賛した。

ジョン・ストーンズやルイス・ディアスなど本職のCBが戻ってきたり、より高いレベルの試合でフィリップスをCBで起用をする可能性は低いだろうが、ここ2年苦しんでいたフィリップスにとっては自信を取り戻すことにつながるパフォーマンスだったかもしれない。


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