ハーランドが2戦連続で前半交代 「筋肉に痛みがあった」「リスクは冒せない」ペップが彼の不調の理由を語る

昨シーズン、プレミアリーグ得点王のハーランド photo/Getty Images

大きなトラブルではない

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がチームのエース、アーリング・ハーランドの不調について言及した。

現在、シティはシーズン前のプレシーズンマッチをアメリカで行っているが、ハーランドは1戦目のACミランとの親善試合では前半に交代し、2戦目のバルセロナ戦でもハーフタイムの時点でベンチに退いた。特にこの日は低調で、目立った活躍ができなかった。そしてグアルディオラ監督は「調子が良くなかった」とあっさり彼の不調を認めた。

交代の理由は、あくまでも無理をさせないためだったことを明かすと「シーズンはもうすぐそこだ。彼は筋肉に痛みがあったため、リスクを冒して長期間、彼を失うことはしたくない」と語った。

ハーランド本人も以前、過密日程に苦言を呈し「年間70試合もこなせば、自身のプレイのキレが落ちることも当然だ」と吐露していた。おそらく短い休暇では、昨シーズンの疲労が完全に抜け切っていないのだろう。

シティはあと1試合、チェルシーとの親善試合を残しているが、その後は英国時間8月18日に新シーズンの開幕戦で再びチェルシーと対戦する。ハーランド不在ではチームの得点力に大きな差が出ることは明らか。5連覇を目指すシティにとっては欠かせない存在だ。とにかく万全の状態でシーズンの開幕を迎えてもらいたいところだ。

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