デュランビル、ディール……今季のブンデスリーガでブレイクする新星は誰だ 注目は若き攻撃陣にあり

ドルトムントに所属するデュランビル photo/Getty Images

楽しみな若手は今季も

ドイツ・ブンデスリーガでは、毎年のようにブレイクする若手が現れる。各クラブが若手の起用に積極的なことも理由の1つで、今季も知名度を一気に上げるヤングスターが出てくるだろう。

ブンデスリーガ公式もフレッシュな新星の登場に期待しており、数名の注目選手をリストアップしている。

まずは若手育成に定評あるドルトムントより、18歳のベルギー人FWジュリアン・デュランビルだ。昨季は故障による長期離脱でほとんどプレイできなかったが、今季こそは出番を確保したい。

現在パリ・サンジェルマンでプレイするウスマン・デンベレをモデルとしているようで、デュランビルの武器も突破力にある。サイドから仕掛けるドリブルはかなりの推進力があり、一瞬でスピードアップするドリブルはブンデスリーガでも通用するレベルだ。

昨季ブンデスリーガで2位に入る大躍進を見せたシュツットガルトの動きも見逃せない。今夏にはケルンから19歳のFWジャスティン・ディールをフリーで獲得し、バイエルンからは21歳のDFフランス・クレツィヒをレンタルで迎えている。

中でも、ディールには期待したい。シュツットガルトは今夏にFWセール・ギラシを手放しており、得点力の穴埋めには新アタッカーの活躍が欠かせない。主に左ウイングでプレイするディールはフィットしてほしい戦力の1人で、同サイトも「今季最も才能ある若手として確固たる地位を築くかもしれない」とポテンシャルを評価している。

アタッカーでは、シャルケからブレーメンに移籍した20歳の大型FWケケ・トップにも期待だ。192cmのサイズを誇るセンターフォワードで、U-20ドイツ代表でもプレイしている。昨季はシャルケの一員としてドイツ2部で5ゴールを挙げており、新シーズンよりブレーメンの選手として1部の舞台へチャレンジすることになる。ドイツ代表は本格派ストライカーを探し続けており、サイズのあるトップのような選手がブレイクしてくれれば面白い。

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