いよいよプレシーズンマッチが開催されるレアル・マドリード なんと第一回アメリカ遠征が行われたのは97年前!?

アメリカでも人気のクラブ一つ photo/Getty Images

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歴史あるクラブの逸話

現在、プレシーズンマッチのためにアメリカを訪れているレアル・マドリード。このクラブがアメリカの地で親善試合を行うのは今回で23回目となる。

日本時間8月1日にミラン戦、8月4日にバルセロナ戦、8月7日にチェルシー戦が行われる予定だ。

近年、アメリカでのサッカー人気の高まりから、毎年のようにアメリカツアーが開催されるようになってきたが、実はレアル・マドリードが最初にアメリカの地で試合を行ったのは97年前に遡る。1927年9月24日、ニューヨークでガリシア移民のグループによって設立されたガリシアSCと対戦し、結果は1−1の引き分けだった。このガリシアSCはその2年後の世界恐慌で消滅してしまって今はない。
その後は30年以上の時を経て1959年と60年代に4回の計5回行われ、1990年に1回、21世紀に入ってからは数年置きに、2010年代に入ってからは毎年行われるようになった。シーズン前の調整のための親善試合ではあるが、この100年近い歴史を思えば見方も少し変わる。いつかは伝統の一戦という位置づけで開催される日が来るかもしれない。

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