マンC最大の問題解決の糸口に? ロドリのバックアッパーとしてペップも期待を寄せるアカデミーのNewスター

今季トップチームデビューなるか photo/Getty Images

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プレシーズンマッチで好印象

マンチェスター・シティの最大の課題であるロドリのバックアッパー問題を解決するかもしれない19歳がいる。ニコ・オライリーだ。

8歳からシティのアカデミーでプレイするオライリーは現在アメリカで行われているプレシーズンマッチに参加している。まだ公式戦でトップチームデビューを果たしていないが、プレシーズンマッチでは3試合連続でスタメン出場を飾っており、1ゴール1アシストを記録。まだ若いが落ち着きのあるプレイを見せており、188cmという恵まれた体格を生かした守備面でも印象のあるプレイを見せている。好パフォーマンスを見せている同選手をペップ・グアルディオラ監督はバルセロナ戦の後、称賛した。

「彼は昨シーズン、長期の怪我を負っていたが、途中から復帰して我々と一緒にトレーニングしていた。その時『この男は素晴らしい才能を持っている』と思ったよ。彼は優れたリーダーで、デュエルに強く、狭いスペースでもやれる。攻撃的MFとしても守備的MFとしてもうまくプレイすることができる」
「彼は守備的MFとしての役割を果たせると確信している。彼ならできる。我々には信じられないほど素晴らしいプレイを見せたカルヴィン(フィリップス)とコバ(チッチ)とニコがいる。彼がプレイできることは分かっている。90分間プレイし続けるのは難しいが、彼は非常に質の高い選手なので我々を助けてくれるだろう」(クラブ公式より)

守備的MFとしてのオライリーへ期待を寄せるペップ。シティの守備的MFにはロドリというワールドクラスの選手がいるが、バックアッパーとなる選手がいないことが問題視されてきた。フィリップスは過去2シーズン、その地位を築けず、コバチッチも単独ではロドリの穴を埋めることはできない。そんななか、台頭してきたオライリーが戦力としてカウントできれば、代わりとまではいかなくとも試合によってはコバチッチらと組ませることで、ロドリを休ませることもできるようになるかもしれない。

フォーデンに続く、下部組織のスターとしてオスカー・ボブ、リコ・ルイス、ジェイムズ・マカティーらがいるが、プレシーズンマッチで存在感を見せるオライリーも今後が楽しみなスター候補となりそうだ。


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