アトレティコはアルバレス獲得に全力を注ぐべき? 別れが近づくレジェンド、グリーズマンの後釜にピッタリか

アルバレスはシティから移籍するのか photo/Getty Images

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出場数に不満か

マンチェスター・シティでプレイするアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス(24)は今夏の去就が注目されている。

2022年夏にシティにやってきたアルバレスは加入1年目から公式戦49試合に出場し、17ゴール5アシストを記録。アーリング・ハーランドに次ぐ2番手ストライカーという立ち位置ではあったが、早々に結果を残した。

2年目となる昨シーズンは開幕戦でケビン・デ・ブライネが長期離脱を強いられる怪我を負ったこともあって、10番のポジションでも躍動。ハーランド不在時にはCFとして出場し、全公式戦54試合に出場して19ゴール13アシストという素晴らしい成績を残した。しかしデ・ブライネやハーランドが復帰すると、ベンチを温めることも多くなり、重要な試合でもプレイしたいとアルバレスが発言したことで、移籍の噂が浮上している。
そんなアルバレスには多くのビッグクラブが注目しているが、特に強い関心を持っていると考えられているのがアトレティコ・マドリードだ。当然アルバレス獲得には多額の資金が必要となり、アトレティコには厳しいという見方もあるが、スペイン『MARCA』はアトレティコにとってアルバレス獲得は単なる補強以上の意味を持つと伝える。

同メディアはアントワーヌ・グリーズマンの後釜にアルバレスが適役だと主張し、次の長期的なアトレティコのスターになると考えている。グリーズマンはアトレティコのレジェンドであるが、33歳とベテランの域に突入し、近い将来MLSへ移籍する可能性がある。後任探しは取り組まなければならない課題の1つであり、ゴールを決めるだけではなく、チャンスメイクもでき、守備にも献身的なアルバレスは、確かにグリーズマンの後釜にぴったりのようにも思える。また同メディアは、ムバッペを獲得したレアル・マドリードやニコ・ウィリアムズやダニ・オルモの獲得を目指すバルセロナと競争力を維持するためにも、アトレティコには前線に新たなスターが必要だと綴っている。

アトレティコはロビン・ル・ノルマンを獲得し、さらにチェルシーからコナー・ギャラガーの加入も迫っていると考えられている。同メディアはどれだけ可能性が低くなったとしてもアルバレスの移籍を実現させるために全力を注ぐべきだと伝えているが、ビッグクラブによる争奪戦必至の24歳を獲得できるのか。

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