ヨロ、ホイルンドのダブル負傷でいきなりピンチのマンU トニーも急遽獲得候補に?

代表でも少ない出場時間で存在感を示していたトニー photo/Getty Images

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プレシーズンでの離脱は痛い

サー・ジム・ラトクリフオーナーを筆頭とするイネオス・チーム主導のもと、今夏は積極的な補強に動いているマンチェスター・ユナイテッド。すでにFWジョシュア・ザークツィー、DFレニー・ヨロの獲得を決め、バイエルン・ミュンヘンからDFヌサイル・マズラウィの獲得も間近とされるが、獲得したばかりのヨロはプレシーズンマッチのアーセナル戦で負った中足骨の骨折のため、さっそく約3カ月の離脱が見込まれている。

さらに、同じくアーセナル戦で負傷交代したFWラスムス・ホイルンドもハムストリングの負傷によって6週間ほどの離脱となるようだと多くの英メディアが報じている。シーズン開幕を前に、主力級の若手選手2人がいきなり離脱するという事態に陥ってしまった。

英『Daily Mail』は、新たな選手獲得の緊急性が高まるかもしれないと報じている。ユナイテッドは夏の間、ヨロの獲得と並行してエヴァートンDFジャラッド・ブランスウェイト、バイエルン・ミュンヘンDFマタイス・デ・リフトの獲得を模索していたが、これらの選手の獲得を急ぐ可能性が高まった。また、DFヴィクトル・リンデロフはユナイテッドでの将来が不透明となっているが、チーム状況によっては残るかもしれないとも報じられている。
前線にはザークツィーを獲得したばかりだが、同選手はプレミアリーグでの経験が不足しているためファーストチョイスとしては心もとない。そのためブレントフォードFWイヴァン・トニーに触手を伸ばすのではとも報じられた。トニーは長い間アーセナルやチェルシーからの関心が報じられていたが、最近は動きが沈静化しており、ブレントフォードは値下げも視野に入れているとの報道もあった。

ストライカーとしての信頼性を今夏のEURO2024でも証明したトニーだが、急転直下のユナイテッド入りもあるか。また、ヨロに続きユナイテッドは新たなDF獲得に成功するのか。今後の動向を注視したい。


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