5000万ポンドの移籍金も今なら納得? 3年でアーセナル不動の右サイドバックへ成長したホワイトの貢献度

アーセナルでプレイするホワイト photo/Getty Images

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チャンスメイクの部分も成長している

2021年の7月30日にアーセナルと契約してから3年。ベン・ホワイトはアーセナルの最終ラインに欠かせない存在となった。

ホワイトは2021年夏にブライトンから加入していて、アーセナルは獲得に5000万ポンドの移籍金を投じている。当初は高額すぎるのではとの意見もあったが、ホワイトはアーセナルで不動の右サイドバックへと成長。ブライトンではセンターバックに入ることの多かった選手だが、今ではアーセナル不動の右サイドバックだ。

指揮官ミケル・アルテタがサイドバックに求める役割は特殊なところがあるため、最初は戸惑いもあったかもしれない。しかし、ホワイトは右サイドバックとして武器を増やしてきた。
その1つがチャンスメイクの部分で、シーズンを重ねるごとにチャンスメイクの数が増えている。初年度の2021-22シーズンは13回だったものが2022-23シーズンは26回、そして昨季は39回にまで増加した。高い位置に顔を出しての攻撃参加も板についてきた印象だ(データは『WhoScored』より)。

何より見事なのが稼働率で、2022-23シーズンはリーグ戦全試合に出場。昨季も37試合に出場していて、シーズン全体で見ると昨季は51試合をこなしている。新戦力で右サイドバックをこなせるユリエン・ティンバーが負傷離脱する中、ホワイトは最後までフル稼働だった。

この3年でアーセナルのリーダー格になったところもある。新シーズンも右サイドバック1番手となるはずで、ホワイトの獲得は大正解だったと言える。

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