“300万ユーロ”の移籍からクラブ史上最高の選手へ ほぼ無名だったドイツの万能戦士がブライトンで過ごした7年

ブライトンで200試合以上をこなしたグロス photo/Getty Images

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ブライトンでの7年は見事だった

日本代表FW三笘薫も所属するブライトンの『史上最高プレイヤー』は誰なのか。例えば1977年から通算150試合以上をこなしたマーク・ローレンソン氏も候補かもしれない。

しかし英『Sussex World』は、今夏のドルトムント移籍が決まったドイツ代表MFパスカル・グロスもその候補に入ってくると主張している。

グロスがブライトンに加入したのは、今から7年前の2017年だ。ドイツのインゴルシュタットから加入しており、移籍金は僅か300万ユーロ。当時のグロスはほぼ無名に近い存在だったと言っていい。
ただ、この補強は大当たりだった。超万能選手であるグロスはセントラルMFからサイドバック、サイドハーフと様々な役割をこなし、ブライトンでは通算261試合をこなした。成績も32ゴール52アシストと見事だ。

チャンスメイク力が高く、グロスがいなければこの7年の成功はあり得なかっただろう。クラブ史上初のプレミアリーグでの戦いとなった2017-18シーズンより、グロスはチームを支え続けてきた。その貢献度はサポーターの誰もが理解しているはずだ。

300万ユーロの移籍から7年。グロスはブライトンで最高のパフォーマンスを発揮し、今夏イングランドを去る。

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