「ケインはイングランド代表のキャプテンになるべきではない」 指揮官交代のタイミングで英メディアが“次期主将”に推す2人とは……

EUROでキャプテンマークを巻いたケイン photo/Getty Images

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次指揮官の決断は

EURO2024でスペイン代表に決勝で敗れ、2大会連続で準優勝に泣いたイングランド代表。この大会後、ガレス・サウスゲイト監督は退任し、現在次期指揮官に誰がなるのか、大きな注目を集めている。

そんななか、英『Daily Star』は「ハリー・ケインはイングランド代表のキャプテンになるべきではない。新監督は大きな決断を下さなければならない」というタイトルで新生イングランドは指揮官交代のタイミングでキャプテンを変えるべきだと主張している。

EURO2024でキャプテンマークを巻いたケインは3ゴールを挙げたものの、パフォーマンスは低調だった。怪我をしていたことも関係しているようだが、同メディアは「サウスゲイトがEUROで犯した数少ない過ちの一つは、バイエルン・ミュンヘンのストライカーを甘やかしたことだった」と綴り、すべての試合でスタメン出場したケインを外すべきだったと伝えている。
さらに同メディアは2026年のW杯を視野に入れるべきだと考えているようだ。現在ケインは31歳で、次のW杯の頃には33歳の誕生日が近づいている。まだ活躍して代表に選ばれる可能性は十分にある年齢ではあるが、優勝候補となるであろうイングランドは他の人が率いるべきだと主張している。

そんななか、同メディアが次のキャプテンに推しているのがアーセナルでプレイするデクラン・ライスとレアル・マドリードのジュード・ベリンガムだ。アーセナルでもリーダーシップを発揮するライスは次のW杯の時には27歳になっており、ケインの後釜として適任のように思える。またベリンガムは次のW杯の大会期間中に23歳の誕生日を迎える。まだ若いが、今回のEUROでも別格の存在感を示しており、いずれは代表を引っ張るリーダーにならなければいけない存在だろう。

8年代表を率いていたサウスゲイトの退任が決まり、新章が始まるイングランド。次期指揮官によっては戦術も変わるためメンバーの入れ替えも多く起こる可能性もあるが、次期キャプテンに誰がなるのかも注目ポイントの1つとなりそうだ。

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