メイヌーはバット、キャリック、そして自分自身よりも上とスコールズ氏 19歳の俊英MFにかかる大きな期待

まさにユナイテッドの“未来”であるメイヌー photo/Getty Images

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レジェンドも認めるその能力

今夏は積極的な補強に動き、新シーズンへの期待が高まるマンチェスター・ユナイテッド。もちろん新加入選手だけでなく、昨季後半に頭角を現した若手選手たちにも大きな期待がかかっている。21歳のFWラスムス・ホイルンド、20歳のFWアレハンドロ・ガルナチョ、そして今夏EURO2024のイングランド代表にも選ばれた驚異のティーンエイジャー、19歳のMFコビー・メイヌーも名門の将来を担う1人だ。

22-23シーズンにはプレミアリーグ1試合に途中出場したのみだったが、昨季は24試合に先発と大きく出場時間を伸ばしたメイヌーは、なにかと問題が多かった昨季のユナイテッドにおいて、まさに希望の星となっていた。元ユナイテッドMFのポール・スコールズ氏も、そんなメイヌーを高く評価するひとりだ。

同氏はマンチェスター・ユナイテッドの慈善団体である『Manchester United Foundation』が行った動画企画に参加。現在までの歴代のユナイテッドの名MFを2人ずつ挙げ、どちらが優れているかスコールズ氏が答えてランク付けしていくという内容なのだが、このなかで名だたるレジェンドたちよりもメイヌーを上位に位置づけている。
スコールズ氏はまず、ダレン・フレッチャーとアンデルソンとどちらが優れているかという問いにフレッチャーと回答。フレッチャーとニッキー・バットではバット、バットとノビー・スタイルズでもバット、バットと自分自身では?という問いにもバットと答えた。その後バットとマイケル・キャリック、バットとバスティアン・シュバインシュタイガーでは?という問いにもバットと答えたが、バットとコビー・メイヌーでは?という問いにはメイヌーと答えている。

つまり、フレッチャー、バット、スタイルズ、キャリック、そして自分自身よりもメイヌーのほうが優れたMFであるというランク付けになっており、これには英『Daily Mail』も「意外だった」と驚いている。

その後メイヌーとロイ・キーンでは?という問いにはキーンと答えているが、スコールズ氏がいかにメイヌーを買っているかがわかる。ちなみに、キーンよりも上となったのは伝説的存在であるブライアン・ロブソンだけであった。

まだティーンだとは信じられないほどの冷静さと視野の広さ、技術を併せ持つメイヌー。レジェンドも認めるその力で、今季はユナイテッドをどこまで躍進させるのか、期待が高まる。


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