代表引退か続投かで決断に注目集まるドイツ代表ノイアー 「今はまだ時期ではない」

決断に注目が集まるノイアー photo/Getty Images

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健在ぶりを示すも既に38歳

スペインとのEURO2024準々決勝に1-2で敗れて以降、同大会をもって現役引退を発表していたトニ・クロースだけでなく、トーマス・ミュラーも代表引退を宣言した。

クロースとミュラーがいなくなった今、彼らとともに2014年のワールドカップブラジル大会での優勝に大きく貢献したマヌエル・ノイアーの決断に注目が集まっている。

EURO2024開幕前、ドイツのユリアン・ナーゲルスマン監督はノイアーがゴールキーパーの一番手であると明言していたが、現在38歳と年齢的にはキャリアの晩年に差し掛かっている同選手に今後もレギュラーポジションが保証されるかは微妙であり、マルク・アンドレ・テア・シュテーゲンら優秀なゴールキーパーが控えていることからも、ノイアー自身が今後代表活動についてどのような決断を下すのかがドイツでは話題となっている。
現在ノイアーは約3週間の休暇を終えて所属先のバイエルン・ミュンヘンの活動に復帰し、韓国で行われているアジアツアーに参加している。韓国でドイツメディアから代表活動について尋ねられると、同選手はまだ決断を保留していることを明かした。

「僕は、ユーロが終わったら今後について考えると言ったけど、それは今日とか明日には決まることではないよ。答えが出るまでには、半年かそれ以上の時間がかかると思う。僕にとって今は何かを公表したりできる時期ではない。これからさらに幾つかの話し合いをする必要があるし、それらが終わってから僕の中で自分のやりたいことが明確になってくるはずだ」

EURO2024ではピンチの場面でビッグセーブを連発して健在ぶりをアピールしたノイアーだが、果たして40歳で迎える2年後のワールドカップまで代表チームに残るのだろうか。

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