アーセナルは180cm台後半の選手ばかりの“巨人集団”に? フィジカルバトル大歓迎のファイターたちがプレミア制覇のカギとなる

今のアーセナルには大型プレイヤーが集まっている photo/Getty Images

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今夏新戦力のカラフィオーリもサイズのあるDFだ

現在アーセナルはレアル・ソシエダに所属するスペイン代表MFミケル・メリーノの獲得に関心を示しているとされるが、気付けばアーセナルが『巨人軍団』となりつつある。

指揮官ミケル・アルテタの好みなのか、アーセナル専門サイト『Pain In The Arsenal』は高さのある選手が揃うチーム構成になってきたと取り上げている。

メリーノも188cmとサイズのある選手で、フィジカルバトルも苦にしていない。同サイトはMFグラニト・ジャカに近い働きが出来るのではと期待しているが、体格的にはメリーノの方がさらにパワフルか。
今夏にボローニャから加えたDFリッカルド・カラフィオーリも188cmとサイズがあり、センターバックと左サイドバックの両方に対応できる。アルテタはセンターバックとサイドバックの両方をこなせる選手を好んで起用しており、右サイドバックのベン・ホワイトも186cmとサイズがある。左サイドに入ることが多い日本代表DF冨安健洋も本来はセンターバックを本職とする188cmのDFだ。

センターバックでコンビを組むウィリアム・サリバ(192cm)、ガブリエウ・マガリャンイス(190cm)の2人はそびえ立つ壁であり、MFデクラン・ライス(188cm)もデュエルには滅法強い。

最前線に入ることが多いカイ・ハフェルツも193cmと上背があり、エレガントな足下の技術に加えて空中戦でも勝負できる選手だ。

アーセン・ヴェンゲルが指揮していた2000年代後半あたりからは小柄なテクニシャンが目立っていたが、かつてのヴェンゲル体制でもアーセナルにはパトリック・ヴィエラを筆頭にファイターと呼べる選手が揃っていた。現在のチームはどこか当時のアーセナルを思わせるところもあり、『大型化』がプレミア制覇へのポイントなのかもしれない。

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